いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
現場で生の声をたくさんいただきますのでそのエピソードを一つ話したいと思います。
まさか 切れるとは思わなかった
障がいをある事でこの子は一生床屋さんで髪を切る事が出来ないんじゃないかと思っていましたが
自分たちで髪を切る事は限界でしたからほんと驚いてます。
このような感想を言われる保護者様は多いですが 嫌がるには必ず原因があります
今後どうすればいいのでしょう? この子は将来どうなんでしょう?
信頼が出来て来ると保護者様からこのような事聞かれることもしばしありますが
診断やカウンセリングは専門家がいますので私たちがアドバイスができるとしたら、これまでの経験でしかありません。
療育手帳の診断が重くてもなんなく切れたりもすることがあったり軽度の障がいでも時間がかかったりとお子さんの性格が影響する事が多かったりもします。
初めて来店されたお子さんを観察するための時間をいただくことにしておりますので経験上で 今日は切れるとか時間がかかるかな?とかを考えます。
逆に切れなそうだと思って押さえてきりますが、本人は嫌がってはいるが髪を切る事も理解しているけど勇気がなかったんだなあ?っとわかり事もありますので終わってみるとケロっとしていたりとやってみないとっわからない事が多いです。
いつも思うのが 障がいを持ったこの子はどんな性格なんだろう?です
障がいの特性はおおよその判断基準でしかありません。
逆に保護者の方が障がいの特性がわかっていない方も多く見受けられ、障がいを持ったわが子はよくわかっているケースが多いようです。
最後に 来店されて、今日髪を切る事は目的の一つではありますが、この子の将来を考えながら障がいの特性を持ったお子さんの性格にも配慮していけば必ず髪を切れます。
ただそこはゴールではなく新しい場所や経験にたいしてもできる事が多くなる事を目標にして行くように保護者の方と共有していきたい事を毎回お願いしています。